分裂膝蓋骨
分裂膝蓋骨とは膝のお皿の骨が2つ以上に分裂してしまっている状態を指します。特に10代のスポーツをしている子どもたちにみられますが、成人にみられることもあります。接骨院・整骨院では一人一人の症状の状態と痛みの原因を見極め、痛みを緩和するとともに患部にストレスがかからない筋肉や関節の動きができるように体全体のバランスを整えるお手伝いをしています。
分裂膝蓋骨ってどんな人がなるの?
分裂膝蓋骨で 接骨院・整骨院に来られる方の多くはスポーツをしている10代の男女です。特に走る、ジャンプをするといった膝を曲ばす運動や大腿四頭筋をよく使うスポーツをしている方が多く来院されます。とはいえ、成人の方でも分裂膝蓋骨の痛みで治療が必要になることがあります。例えば、野球界で有名な大谷翔平選手も分裂膝蓋骨で手術をしたことが知られています。
痛みがあるなら接骨院・整骨院に相談しよう!
分裂膝蓋骨の原因はまだはっきりと理解されていませんが、通常1つの膝蓋骨(膝のお皿)が先天的に2つ以上に分かれていることがあります。これは男子に多くみられます。とはいえ、膝蓋骨が分裂している方すべてに痛みがあるわけではありません。多くの場合痛みなどはなく生活に支障もでません。
しかし、激しいスポーツをしていたり、屈伸進展動作を繰り返すことで分裂部にストレスが加わり炎症が起こることで痛みがでることがあります。打撲がきっかけとなり痛みが引き起こされることもあります。このように痛みが伴うものを有痛性分裂膝蓋骨と呼びます。症状としてはジャンプした時やダッシュをしたときに膝のお皿が痛いなどです。
軽症ならばアイシング、運動前の大腿四頭筋ストレッチ、局所安静によって痛みが軽減します。特に子供の場合、一時的に運動を中止することやストレッチで回復することが多いです。太ももの筋肉のストレッチは有痛性分裂膝蓋骨の予防として大事なポイントです。しっかりとストレッチすることによって大腿四頭筋が膝の皿を引っ張り負担をかけることを軽減することができます。
2週間ほどで症状が軽くなることも多いのですが、スポーツを再開すると痛みが再発することもあります。その場合、テーピング、サポーター、ギブスを使用しながら症状が悪化しないように治療していくこともあります。また、接骨院・整骨院では体のことを知り尽くした専門家が、筋肉や関節、筋膜の動きを整えるとともに、患部に負担のかからない体の使い方を指導していきます。まずはお気軽にご相談ください。