扁平足
足が疲れやすい、足の裏が痛い、すぐに足裏にタコができるという方はもしかしたら扁平足かもしれません。扁平足は足裏にある土踏まずがなく、足裏がべたっと地面についている状態です。これにより、歩いたときに路面からの衝撃吸収が難しくなり、足への大きな負担がかかってしまいます。足首の痛みや歩行困難などの症状が出ている方は早めに接骨院または整骨院にご相談ください。
扁平足になる原因とは?
大人になってから扁平足になり、足の痛みに悩んで接骨院や整骨院に訪れる方は多くなっています。扁平足は遺伝も関係していますが、大人になってから生じるものの多くは生活習慣が原因になっています。
土踏まずは赤ちゃんの足にはありません。多くの場合、8歳ごろに土踏まずが形成されていきます。しかし、大人になっても土踏まずが形成されない方もいて、子どものころから扁平足で大人になってもそれが残っているという方の場合は痛みがないこともあります。
しかし、中年期以降になって扁平足になると足首の痛みや腫れが生じます。原因としては、体重の増加、運動不足によって土踏まずが崩れるといった生活習慣が考えられます。また、年齢を重ね腱が変性してしまったことにより扁平足になることもあります。
土踏まずがある足裏はアーチを描くようになっていて、体重をバランスよく支えたり、地面からの衝撃を吸収できるようになっています。しかし、そのアーチ構造が崩れることにより、足への負担が大きくなります。結果、くるぶしに痛みを感じたり、腫れが生じてしまいます。また、変形がすすんでいくと痛みがさらに進み、歩行が困難になることもあります。
整骨院、接骨院で根本からの改善を目指す!
扁平足で悩む方の多くは生まれつきではなく、後天的な原因により痛みや腫れが生じています。その原因となっているものを見極め改善することで、単なる短期的な対処療法以上の効果を期待することができます。
整骨院や接骨院ではまず症状を見極め、施術によって正常な土踏まずを作っていきます。関節のアライメントをもとの正しい位置に戻したあと、専用のインソールなども使用しながら正常な状態を維持することもあります。また体全体のバランスを整えることによって、足への体重のかけ方を正常に戻し、バランスよく筋肉を使えるようにサポートしながら足裏のアーチを取り戻します。
良い姿勢を心掛けていくだけで足の痛みはかなり改善されることも少なくありません。扁平足は自分ではなかなか気づきにくい癖や生活習慣が原因となっていることもありますので、ぜひ一度ご相談ください。