脱臼

スポーツをしている人にとって脱臼は身近なケガの1つです。例えば、スキーやスノーボードをしているときに転倒しとっさに手をついて、肘や肩を脱臼したという方がよく接骨院や整骨院を訪れます。脱臼をしたときには病院に行くという選択肢しかない、と思っている方も多いかもしれませんが、接骨院整骨院にとって、脱臼の処置は本業ともいえるものです。

脱臼とは?

脱臼とは関節の骨が正しい位置からずれて、関節包から飛び出ていることを指します。普通関節は関節包と靭帯によって、いろいろな動きをしたとしても位置がずれることはありませんが、何かの強い力が加わったことにより靭帯が切れたり、関節包が破れることによって骨が正しい位置からずれてしまうことがあります。

脱臼を長時間放置していると、関節の周りの筋肉が硬直していくので整復がどんどん難しくなります。それで、できるだけ早く元に戻すつまり整復することが必要です。脱臼してから1~6時間以内であればほとんど痛みなどなく元に戻すことができます。

接骨院や整骨院ではどんな施術をするの?

接骨院や整骨院では柔道整復師が施術をおこないます。柔道整復師は、医師とは違って医療行為を行うことはありませんが、応急的にまたは医療補助的な方法で施術を行います。
柔道整復師が行う施術の特徴として、脱臼などの外傷を人間の持つ自然治癒力を最大限引き出しながら治療していく、という点を挙げることができます。つまり、メスを入れる手術をしたり、薬を服装して治療していくというのではなく、手で診察して脱臼した部分を整復していきます。内服薬はあまり飲みたくないという方も、薬を服用するのではなく、また手術を必要とせずに治療することができるので、とても安心して施術を受けることができるでしょう。

また、脱臼をしたとき近くに病院がなかったり、または病院で待つ時間が辛いという場合にも接骨院整骨院で応急処置として施術をし、すぐに元の位置に戻すことができます。病院と連携して病院でレントゲン検査をしたのちに、医師の同意のもと施術を受けることもできます。

脱臼をしてから時間が経っている場合には、鍼治療をして関節周囲を緩め、その後に整復することもあります。また、脱臼により損傷した骨や軟部組織を修復するために、治療器を使用することもあります。脱臼は接骨院整骨院での主な治癒範囲ですので、安心して相談することができます。